面接対策

「第一印象」がなぜ大切なのか？

人が初めて誰かと対面した時、第一印象は30秒で決まると言われています。相手に与える印象として、「非言語コミュニケーション」の重要性を説いている“メラビアンの法則”では、相手に伝わるものとして、視覚情報（服装や姿勢、表情や髪形等）55%、聴覚情報（声の大小・高低・速さ、抑揚等）38%、言語情報（話す内容）7%という割合になっています。つまり第一印象の93%は見た目・声の印象などに左右されるのです。第一印象でいいイメージを持ってもらえなかった場合、それをくつがえすには120分じっくりコミュニケーションを取ることが必要と言われます。

面接は一般的に約30分～1時間以内。限られた時間に初対面の面接担当者へ与える印象はとても大事です。ましてや、面接時は緊張感もあり、「自分」を出せない場合もしばしば。

だからこそ普段から意識して、第一印象で好印象を感じてもらえるマナーや姿勢を身につけておくことは大切なんです。

⾯接時間の10分前には会場に到着する

1分でも遅刻は遅刻︕余裕を持って⾯接会場へ向かいましょう。バスやタクシーを利⽤する場合は⾃宅からどれくらいかかるのか調べておくと良いでしょう。⼼配であれば早めに会場に向かって構いませんが、早く着き過ぎるのも良くありません。そんな時は会場近くで時間をつぶしても良いでしょう。

応募企業の連絡先は必ず控える

事故による⼤渋滞等、予期せぬ事態に巻き込まれる場合もあります。そんな時は、遅れる旨の連絡を必ず⼊れましょう。そのためにも応募先の連絡先は必ず控えておきましょう。

待合室等でもピシッと︕

携帯電話はマナーモードでも⾯接中に振動すると焦ってしまいます。電源はOFFにしましょう。 受付窓⼝で「本⽇◯時に⾯接のお約束しております◯◯と申します」と礼儀正しく名乗りましょう。受付で待つ場合や先に待合室に案内される場合がありますが、その待ち時間にも気を配りましょう。待っている間、携帯電話をいじる、雑誌や本を読む等の行動は慎みましょう。イスに座る場合も背筋を伸ばして座りましょう。

⾯接中は･･･

⾯接担当者の⽬を⾒て話しましょう。ずっと⽬線を離さずにいると疲れたり、逆に失礼にあたる場合もあるので、時々⽬線を外したりしましょう。また、貧乏ゆすりや髪の⽑を触ったり、うつむいたりしないように︕「この⼈は落ち着きが無い」と⾒られる場合もあります。あまり⼤きな声でもいけませんが、ボソボソと何を⾔っているか聞き取れないくらい⼩さな声で話すのは⽌めましょう。

1位：人物重視（108人）

人柄･･･自分の主張だけでなく、相手の話を聞く姿勢がある

意欲･･･経験は無いが、挑戦したいという思いを持っている

元気や明るさ･･･元気に挨拶ができる、緊張していても笑顔で対応している

コミュニケーション･･･相手の目を見て話すことが出来ている、受け答えがしっかりできる

2位～5位

2位･･･経験・スキル（44人）

3位･･･年齢（20人）

4位･･･ビジネスマナー（15人）

5位･･･学歴等その他（21人）