転職活動の進め方 スケジューリング
転職のスタート地点でやるべきことは何か、おさえておきたいポイントをしっかり把握して進めましょう。
転職活動のはじめに
そもそも、何からしなければいけないの?
自分自身が「転職」を考えるようになってから、方向性を決断するまでは人それぞれ。「よし!決めた。転職するぞ!」という方も、まだまだ情報収集の段階という方も、いずれにせよ計画が必要です。これから転職活動を始めるにあたって、進め方や全体の流れ・スケジュール、準備すべきことは何かをしっかり把握しておくことは非常に大切です。転職活動を始める前に押さえておきたい内容をまとめましたので、転職活動が初めての人もそうでない人も、ぜひご確認ください。
キャリアの棚卸しと自分を知ることが重要
これまで何を経験してきたのか、どんなことを仕事で担ってきたのかなど、これまでの経験の棚卸しをしてみましょう。経験を整理することで、自分が何をしたいのか、何に向いているか見えてくることもあります。そこから「なりたい自分」を明確にしていきます。
今、なぜ「転職」を考えているのか。あなたの中に答えは必ずあります。そこを掘り下げていくことで、必然的に自分の中にヒントが見つかります。
ポイントは「書く・言葉にする」という作業
どんなに細かいことでも、思いついたまま書き出してみましょう。仕事のことはもちろん、プライベートのことでもOKです。また、経験してきた職種別やチームで携わった作業など、さまざまな視点で考えるとたくさん書き出すことができます。
転職活動の流れ
スケジュールを立ててみよう
転職活動の流れは①準備、②情報収集、③書類作成・応募、④面接、⑤内定・退職・引き継ぎの5段階に分けられます。転職活動にかかる期間は人によって異なりますが、平均3か月〜半年の期間がかかります。よりスムーズに転職活動を行うためには、事前準備が必須です。まずは、転職活動全体の流れを把握し、応募書類作成や面接のために何を準備すべきなのかをしっかりと理解しておきましょう。
1.事前準備
- 目標のゴール(転職予定日・入社時期)を決める
- 求人サイトに登録して情報収集やスカウト機能を活用する
- 退職のタイミングを決める
- 応募に向けていつごろから情報収集や準備に着手するか決める
- 内定時期から逆算し、求人応募を始める時期を決める
2.情報収集
- 求⼈情報を調べる(求人サイト・ハローワーク・企業の採用ホームページやコーポレートサイト等)
- 企業説明会や職場見学などを活用する
- 希望する求人に求められるスキル・資格等があるか調べ、必要があれば訓練や資格取得に向けて活動する
3.書類作成・応募
- 応募書類は何が必要かを確認する
- 職務履歴書は提出指定がなくても添えた方がベター
- 志望動機は応募先ごとに「どこに興味を持ったのか」など具体的に記す
※関連ページ:自己PRや志望動機、職務経歴書の書き方をチェック
4.面接
- 面接はあなたの「人柄」を伝えるための機会でもあります。自分の意欲や想いをスムーズに伝えるためにも練習をしておくこと
- 面接で好印象を与えるためには、他者に見てもらい客観的な視点でアドバイスをいただくと良いでしょう
※関連ページ:⾯接対策をチェック
5.内定・退職・引き継ぎ
- 内定手続きと並行し、勤務先には余裕をもって「意思表示」をする。最低でも2か月前には伝えること
- 引き継ぎ項目の漏れがないように、段取りを計画的に行うこと。
※関連ページ:円満退職と内定後の流れをチェック